「話の噛み合わない人」に欠如している要素
「「話の噛み合わない人」は何の能力が不足しているのか。」という記事を見て、考えることがあったのでメモ。
1.質問に答えていない。
「成果を報告してください」と言われたのに、「資料がほしい」と質問に答えていない。
優しい上司であれば、上のように話を聴いてくれたりするが、「アタマが悪いやつ」と思われてしまうことは避けられないし、仮にこの場がミーティングなどであった場合、他の人の時間まで奪ってしまう。
聞かれたことに端的に回答する。
2.自分の意見と、他人の発言の区別がついていない
上司が「なぜお客さんは会社案内ではなく、他の資料がほしいと言ったのか」と聴いているのに、「サービス案内な不十分だと考えている」と、自分の意見を述べている。
事実と意見を混同して述べるのは、上司に「ダメだこいつ」と思われてしまう原因の一つだ。
仕事においては、事実と、意見はしっかりと区別する。
3.話題を勝手に変えてしまう
「お客さんからどんな質問があったか?」と上司から聞かれているのに、「秘密保持契約を結んでほしいと言われた」と、話題をかってに変えてしまっている。
その場で出た話には違いないが、話題をコロコロ変えると、何も決まらないままに時間だけが経ってしまう、ということがよくある。
自分の話したいことを話題にしたい気持ちはわかるが、一つの話題が終わってから、次の話題に移ること。
4.相手の聞きたいことを考えていない
コミュニケーションの最も基本的な部分として、「相手の聞きたいことを話す」と言うものがある。
だが、コミュニケーションに対して無頓着な人は、相手の思考をしばしば無視する。
上司と部下の関係だったら、この4点を守って、なるべく「無機質」で「端的」な会話をすることが必要なのかな。ただ、これまであった人たちの中で、こんな印象を受ける場合もあった。
- 相手の揚げ足を取りたくて仕方がない
- 自分のことをとにかく話したい
- 頭の中にあることを話さないと気が済まない
- のらりくらりとかわして本題に触れさせたくない
「話が噛み合わないけど、なんでだろう」と思い悩んでいた時期もあったけど、結局その後、いつの間にか親交は途切れてしまったような。