はこにくみ

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「”小中学校の友人”なんてクソみたいなもの」きわどい言葉だけど愛がある

プレジデントオンラインで、面白い記事を見つけました。

president.jp

「”小中学校の友人”なんてクソみたいなもの」というと、なんだか言葉に棘があるように感じますが、文章の内容としては、自分の子どもが友人関係に悩んだらどのように対応すべきかという問いに対する提案となっています。

 

ここで強調したいのは「長い人生のなかで、大して重要ではない小中学校の人間関係など、クソみたいなもの。そう思って、軽く扱っても何ら問題ない」という事実だ。それを、子どもたちにちゃんと教えてあげてもよいのではなかろうか。

 

子どもにとっては、今が全て。かつての私も、どちらかというと女子グループ同士のマウンティング争いが苦手な部類の人間だっただけに、いろいろなことを思い起こさせられます。

 

学校内での人間関係が人生のすべてではないし、未来に絶望する必要もない、という点だけは子どもにきちんと伝えるべき

 

そうそう、未来に絶望する必要は一切ない。その時間をどうやって乗り切るかというところが重要だけど、それは周りの大人や夢中になれるものや、いくつかの居場所だと思います。

特別なものだと感じていた高校・大学時代の友人であっても、30歳を超えてしまえばそれほど大事な存在ではなくなっていることが多い。どう考えても自分の配偶者、子ども、会社の上司、同僚、取引先のクソオヤジとの人間関係のほうが、いまの自分の生活と密接に関係しているし、重視せざるを得ないのである。

 

でも、思い返してみると、学生時代のみんなのことも大事だったということに気づきます。みんな元気かな、でも会いに行くまでの時間はなかなか割けない。それよりも今の生活でいっぱいいっぱいなんです。

 

正直、社会人にとって「友人」に割く時間はかなり限られてしまうのだ。それはあなただけでなく、あなたの友人にとってもそうなのである。学生時代の友人となかなか会わなくなり、さらにはメールの返事も返ってこなくなった……。一瞬、寂寥感を覚えるかもしれないが、それは友人もあなたも成長した、ということを意味している。それもまたよし。人間関係というものはその時々で変わっていくものであり、一回「貴重なもの」認定したからといって、それを一生引きずる必要はない。

 

大事な友達がいた、という事実だけで私の人生がより特別なものに感じます。今は子育てに追われていても、これが大事な時間だったと思い起こす日も来るかもしれないし。