はこにくみ

細く長く続けられるブログにしたいと思います。

映画見ました!ソラニン

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http://solanin-movie.jp/

学生が社会人になる移行期の青年たちの話。バンドに打ち込むタネダと、興味の無い仕事を仕方なくこなすメイコ。大学のサークルで出会った2人は本当に仲が良くて、本当はいつまでも幸せでいてほしかった。大学を出て、ふらふらしていて、でも今はちゃんと生きていて、という人に取っては回帰するようなシーンばかりで見ていて心地が良いのかもしれない。

案外、年配の方の方がこの映画のことを好きだと言っている印象があって、公開当時「君も見るべきだ」と勧められたのにそのままになっていたのをふと思い出して、今更ながら見てみました。学生時代に、誘われて、あるいは強引にライブを見に行ったあの日のことを思い出した。

映画を見ながら、次に何が起きるのか大まかに想像がついてしまっていて、途中からはなんだか意地悪な気持ちで見ている自分がいた。私としては2人が思い切って都会を離れて実家の家業を継いで、というストーリーの先の方により興味がある。「俺らしいってなんだよ」とプレッシャーを感じ逃げ出したタネダは、多分その後生きていてもソラニンのような曲は作れなかったんじゃないかな。