はこにくみ

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やってみたい!断捨離の「7:5:1の法則」

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なかなか部屋を片付けられない。

だから、ちょっと前に「片付けられないこと=怠け者ではない」、という記事をみて、衝撃を受けたし、免罪符を得たような気持ちになった。

1. 現状維持に興味がない

2. 散らかった状態から、ひらめきが生まれる

3.勇敢で自発的な人になる

クリエイティブな仕事をしている人の多くは、部屋を片付けられない。だからといって、頭の中までごちゃごちゃしている訳ではない、らしい。

 

しかし、結婚をして主人の実家での同居生活、となると話は変わってくる。この家は本当にいらないものを処分するのが早い。嗜好が違って食べないものが手に入ったら、その日の午後にはお裾分けする。ダイレクトメール含む封書はその日のうちに処理をして、いらなくなったら捨ててしまう。必要な書類はいらなくなる期日までとっておき、その日が来たら処分する。使用済みの通帳もしかり、昨日あっさり処分していた。

実家の父、母はともに汚部屋の主である。とにかくものを捨てられない。私もその血筋を引いているだけに、このあっさりと捨ててしまう家に嫁に来てしまったことはあまりにも衝撃だった。結婚記念日に見に行った映画のチケットの半券をいつまでも取っておく。4歳の誕生日のときに食べに行ったレストランでもらったおもちゃがまだ部屋に転がっている。家を建てたときに届いた最初のダイレクトメールが、などなど数え始めたら枚挙にいとまが無い。そういう身の回りのものたちが、私たちの生活を彩り、愛すべき日々の思い出として存在感を増大させて行く。いやいや、そんなもの捨てちゃえばいいじゃん、なんて気軽に言えない。捨てることは喪失で、恐怖体験以外の何物でもなかった。

でも、全く異なる文化が構築された家族の一員になって、これまでの常識を修正せざるをえない状況に来てしまった。確かに簡潔な生活は心地がよいし、無駄が無い。早めに手を打っておかないと、せっかくの新たなチャンスを棒に振ってしまう。物自体に執着をするのではなく、物を取り巻く快適な環境の維持に優先順位をつける考え方である。

これまでの生活からもお察しの通り、私は已然、断捨離文化には抵抗がある。必要が出てきたときにまた買えばいい?そんなのお金の無駄じゃん、と思ってしまう。でも、すっきりと整頓された空間を維持するのは、心地が良い、に違いない。無理無くできるのであれば。そこで、子どもが生まれてくる前に重い腰を上げて、最後の選別作業に取りかかりたい。参考にするのは、断捨離の「7:5:1の法則」。見せる収納を1割にする、これは時間がかかりそうである。でも、実現できたらきっと気持ちが軽くなるに違いない。

片付けられないのは、怠け者だからではない。物に宿る思い出や魂に執着するほど、感受性が強いだけなんだ。全てを捨ててしまわずに、整理整頓をしながら収納方法を工夫してみる。まずはそこから始めたい。

 

■見えない収納(押入れや引き出しの中)
7割程度にして、3割のスペースを確保できるまで物を捨てる。

■見える収納(食器棚など)
5割程度のスペースを使い、5割のスペースを確保できるまで物を捨てる。

■見せる収納(置物など)
1割程度に制限することで、飾る物をより際立たせることができる。

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