はこにくみ

細く長く続けられるブログにしたいと思います。

映画見ました!指輪をはめたい

僕の記憶から、花嫁が消えた。

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www.cinematoday.jp

頭を強打し記憶喪失になっていたテルヒコ29歳は、結婚指輪を誰に渡したかったのか思い出せない。実はテルヒコには三人の彼女がいて、製薬会社でバリバリのキャリアウーマンのチエ、風俗嬢のメグミ、人形劇屋台のワカコ、それぞれがかわいいため、本命が誰なのか分からずにいる。

結局、主人公が持っていた指輪は元カノ・エミリにプロポーズするために買ったものだったのだが、そのエミリとは二年同棲した後に「つまらない」とあっさりフラれていたことを思い出す。三股をしていた彼女たちは、3人ともそれぞれすてきな面があったが、結局女性たちは去っていき、最後にテルヒコはエミリに「さよなら、今までありがとう」と決別をして30歳になる。

「結婚するなら、こうでなくちゃ」というステレオタイプの強い、思い込みの激しい若い男性が、女性たちとの紆余曲折を経て少しだけ成長するというストーリー。モテモテだった最盛期とは打って変わって、最後には全て失ってしまうというもの。小説を読んでみたら、もっと味わい深く楽しめるのかもしれないけど、映画だけだとちょっと物足りない気もしました。